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掛け捨て型保険といわれる定期保険の特徴を知ろう!

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保険の種類はいろいろあるというお話を以前にしました。

 

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その中で、生命保険の代表といえば定期保険ではないでしょうか?いわゆる、掛け捨て型保険と言われるタイプのものです。

今回はこの定期保険についてお話ししたいと思います。

 

 

定期保険について

定期保険とは、10年や15年など、あらかじめ保障期間を決めて契約する保険です。その一定の保険期間内に死亡または高度障害となった場合に保険金が支払われます。

※高度障害とは、契約した保障期間内に発生した失明などの障害のことです。

保険料は『掛け捨て』となるため、保険期間が終わっても満期保険金などが1円も返ってきません。また、解約返戻金(途中で保険の契約を打ち切ったら一部の保険料が返ってくる)も0の商品がほとんどです。その代わりに高い保険金を比較的安い保険料で掛けることができるのがメリットです。

 

保険料はどう決まる? 

 保険料を払ううえで、その金額がどう決まっているのか気になりますよね。

定期保険は最初に契約期間を決めるため、契約時の年齢によって保険料が決まります。その契約期間中は保険料は一律です。

更新について

定期保険には一定期間ごとに更新をする『更新型(年満了)』と、保障が必要となる全期間を保障する『全期型(歳満了)』が存在します。更新があるのは『更新型(年満了)』のみです。今では『全期型』ってほとんどないみたいです。

  • 更新型(年満了)・・・更新する度に保険料は上がっていく。10年、20年の期間ごとに自動更新となる。
  • 全期型(歳満了)・・・全期間保険料が一律。60歳など、決めた歳を迎えると契約は消滅する。

金額の決め方はいろいろある

他に金額を決める要因として、喫煙・非喫煙や血圧などの数値で健康体か判断して保険料が決まる保険もあります。健康体でも万が一に備えて保険に加入しておきたい!という人にはこういった保険を選ぶとよさそうですね。自動車保険でゴールド免許の人は割引されたりするように、生命保険でも割引はいくらでも存在するので、一つの保険でまとめて加入するのではなく、いろんな保険の良いとこ取りをしてできるだけ安いものを見つけていきましょう。

 

まとめ

  • 定期保険は掛け捨て型の保険の代表
  • 安い保険料で手厚い保障が期待できる
  • 解約返戻金はほとんどない
  • 保険料は年齢で決まる