長岡の花火大会に行ってきたので、来年に向けて見どころや席について紹介します。
先日、長岡の花火大会に行ってきました。この長岡の花火大会は日本三大花火大会の一つとして知られています。
現在、この日本の三大花火大会と言われているのは以下の3つです。
- 全国花火競技大会『大曲の花火』(秋田)
- 土浦全国花火競技大会(茨城)
- 長岡まつり大花火大会(新潟)
秋田と茨城は競技花火大会なので、花火師さんたちがその腕を競い合う大会となっています。一方新潟の花火は復興祭として昔から続いているものです。
長岡まつり大花火大会の起源
昭和20年8月1日、長岡空襲がありました。この悲劇から立ち上がるために、翌年の昭和21年8月1日に長岡復興祭を開催。これが長岡まつりの前身であり、慰霊、復興、平和への祈りを込めて現在まで受け継がれています。
長岡まつり大花火大会の見どころ
上でも述べましたが、長岡の花火大会は競技大会ではなく慰霊・復興を表す花火大会です。このことを知って見るのとそうでないのでは、全然違って見えてしまうくらい重要なことだと思います。
花火は40のプログラムから構成されていて、その中の一つであるフェニックスは最大の見どころです。
フェニックスとは
フェニックスは2004年に発生した中越大地震からの復興の願いを込めた復興祈願花火です。
平原綾香の『Jupiter』に乗せて約5分打ちあがる花火はスケールが桁違いで、超ワイドスターマインとも言われています。
スターマインとは、短時間に連続で打ちあがる花火のことで、超ワイドともなると横幅は2km近くにもなるため、近くで見ていたら視界に収めるのは不可能です。それだけスケールが大きく、圧倒的な迫力となっています。
観覧席について
公式ウェブサイトより(スクリーンショットなので見にくくてすみません)
無料エリアはピンクでマークされている場所になります。一番の見どころであるフェニックスは顆粒側で上がるので、画像でいう右側が見やすいはず。手前、右岸の大手大橋のすぐ下流側にフェニックス席があり、その後ろが無料観覧エリアとなっているのでここに狙いを定め席を取りました。結果的にフェニックスは目の前で見ることができたので良かったです。それ以外の花火も近いことには変わりないので、全然問題はないのですが、ここの無料エリアは傾斜になっており、目の前以外の花火は体制が若干辛かったです。
無料エリアの席取りについて
無料エリアは正午から席取りが可能です。私は13時過ぎくらいに行きましたが、まだ余裕はありました。ただ、これが平日じゃなかったらどうなるかは予想が全くつきません・・・そして空いてることは空いてるのですが、みんなちょっとずつ間をあけて席を取っているので大人数の場合はスペースの確保は早めにいかないと難しそうです。
ちなみにレジャーシートに置き石をして席を取るのは禁止なのでガムテープなどを持っていってベタ貼りしましょう!
帰り道
花火大会で心配事があるとすれば、帰り道ではないでしょうか?駅までの混雑はどれくらいなのか、私もとても気にしていました。
帰りの電車の時間を気にするのであれば、観覧席は橋を渡らず手前で見ましょう!
花火大会は19時20分開始で21時10分くらいに終了予定ですが、橋は花火開始の直前~花火終了後(22時頃)まで封鎖されています。そのため、橋の手前側と奥側では帰る時間に結構な差が出るかと思います。
所要時間
橋の手前側から駅まで帰る場合、駅の手前まで20分~30分程度です。結構スムーズに歩けます。駅の手前で案内があり、以下のように分かれています。
- 新幹線 新潟方面(自由席)
- 新幹線 東京方面(自由席)
- 新幹線 新潟・東京方面(指定席)
- 在来線 新潟方面
- 在来線 柏崎・越後湯沢方面
- バス
このように分かれているので、間違えないように案内に従って進みましょう!
私は新幹線の新潟方面(自由席)だったのですが、この分岐点まではスムーズに行き、分岐点以降は列になってちょっとずつ進むような感じでした。分岐点以降でも20分くらいかかったような気がします。新幹線自体は無理やり乗ればほとんど待たずに乗れました。
今回、花火が21時20分くらいに終わり、22時15分くらいの新潟方面の新幹線に乗れたので約1時間みておけばいいかと思います。
最後に
新潟の長岡花火は歴史があり様々な想いが込められた花火大会です。こんなに、また行きたいと思う花火大会はなかなかないんじゃないかと思うくらいなので、皆さんにとっての『死ぬまでに行きたい花火大会』に登録お願いします。