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『第3の〇〇』を集めてみました。

世の中には『第3の〇〇』と呼ばれているものがあります。ある分野に今まで存在していた代表的な2つの事や物などに新たに加わった新ジャンルに対して使われます。よく聞くのは『第3のビール』ではないでしょうか。

今回は、『第3の〇〇』と言われるものには何があるのか?その分野ではどういった存在なのかなどを紹介していきたいと思います。

 

 

第3のビール

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『第3の〇〇』といったらビールが最初に思いつく人が多いのではないでしょうか?ビール、発泡酒に次いで登場したビールのようなアルコール飲料です。

  • 原料を麦芽以外にする
  • 発泡酒に別のアルコール飲料(大麦、小麦等を問わない麦由来のスピリッツや焼酎)を混ぜる

というのが条件です。前者の麦芽以外の原料とは、エンドウ豆のたんぱく質だったりとうもろこしのたんぱく質だったりです。

では、第3のビールにはどのようなものがあるのでしょうか?

サントリーの第3のビール

  • 金麦
  • ジョッキ生
  • セブンプレミアム ザ・ブリュー

キリンの第3のビール

  • のどごし
  • 澄みきり
  • 濃い味

アサヒの第3のビール

  • クリアアサヒ
  • アサヒオフ
  • アサヒアクアゼロ

サッポロの第3のビール

  • ドラフトワン
  • 麦とホップ
  • ホワイトベルグ
  • ラガーズハイ

第3のビールまとめ

第3のビールとは何か、そして代表的なブランドについて紹介しました。

第3のビールのメリットは何といっても安いところだと思います。ビールのような飲みものとして楽しむのも良いですが、ビールよりもそれぞれのブランドで味が全然変わってくるので、その違いを楽しんでいただきたいです。

 

第3のミルク

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牛乳、豆乳に次ぐ第3のミルクとして、アーモンドミルクやライスミルクが注目されています。牛乳はお腹を壊しやすかったり、アレルギーがあったりする点が指摘されてきました。豆乳も大豆アレルギーのある人では飲めません。そこで第3のミルクが注目されるようになってきました。

アーモンドミルク

美容やダイエットに良いとしてアメリカで流行し、その後世界中で注目されるようになりました。

美容面では、抗酸化作用をもつビタミンEがたっぷり含まれているところが注目ポイントです。抗酸化作用でアンチエイジング効果が期待できます。

ダイエット面では、牛乳に比べるとカロリーが低くカリウムが含まれているためむくみの解消食物繊維も豊富なので便秘解消などが期待できます。

ハリウッドセレブが注目した物は影響力がすごいですね。

ライスミルク

アーモンドミルク同様、欧米を中心に親しまれている植物性のドリンクです。白米玄米に水を加えてすりつぶして作ります。

低脂肪なのでダイエット飲料として、ビタミンEやビタミンB1が含まれているので美容飲料として注目されています。

 

第3分野の保険

『第3の〇〇』という呼び方ではなくなってしまいましたが、保険にも第3の分野が存在します。

第1分野の生命保険、第2分野の損害保険の中間に位置するのが第3分野の保険です。医療保険ともいわれています。

第1分野の生命保険は生命保険会社が、第2分野の損害保険は損害保険会社が取り扱っており、それぞれの専売となります。そして第3分野の保険に関しては昔まで日本では生命保険会社も損害保険会社も取り扱うことはできないようになっていて、海外の保険会社がほぼ独占的に販売していました。

それが解禁され、現在は生命保険会社、損害保険会社ともに取り扱うことができ、自由競争により各社販売に力を入れている分野となります。

第3分野の保険の例として、医療保険がん保険女性保険傷害保険などがあります。

 

第3のシャンプー

ノンシリコン、オーガニックに次いで最近話題になっているボタニカルシャンプーを第3のシャンプーと呼んでいるそうです。

ボタニカルとは「植物の」という意味で、植物を取り入れたライフスタイル等に使用される言葉でもあります。

その中でボタニカルシャンプーは植物由来の成分を多く配合したシャンプーのことで、髪や頭皮に優しいというイメージ戦略で売り出されています。

実際に髪に優しいのかもしれませんが、植物由来ということだけでは優しいかどうかは分かりません。シャンプーで避けられがちな界面活性剤成分のラウレル硫酸~でも植物由来のものが最近では普通です。

なので、成分をしっかりみて判断する必要がありそうです。

コーヒーの第3の波

最近話題になったブルーボトルコーヒーをはじめとする、ハンドドリップで丁寧に抽出するコーヒースタイルが第3の波と言われています。このハンドドリップのスタイルは日本で昔から実施されていて、現在でもこのような一つ一つ丁寧にコーヒーを淹れている喫茶店も多いのではないでしょうか?日本で今更流行るのも変な感じがしますが・・・さすがアメリカの影響力は大きいです。

ちなみに第1の波はコーヒーが大量生産された1960年ごろまでのことを言い、第2の波は1960年以降のシアトル系コーヒー(スターバックスやタリーズなど)に代表される高品質の深煎りコーヒーの時代のことを言います。

第2の波のシアトル系コーヒーに比べると第3の波のハンドドリップコーヒーでは真逆のような存在です。コーヒーといってもいろんな種類があり、いろんな飲み方があるので、自分に合ったスタイルやコーヒーを探すのを楽しみましょう!

最後に

『第3の〇〇』について、いつくか紹介してきました。まだまだたくさんあるので、また別の記事に出来たらいいなと思います。