けんちい薬局

薬局薬剤師が薬や健康のことについて分かりやすく解説

MENU

普通の風邪に医師が抗生物質を処方する理由

f:id:k-medi102:20171004233036j:plain

風邪をひいて病院へ行くと抗生物質を処方してもらうことが多いと思います。しかし、この抗生物質は普通の風邪には医学的には意味のない処方なのです。

ではなぜ抗生物質がこんなにも処方されているのでしょうか?

今回は医師が抗生物質を処方する理由について紹介したいと思います。

 

風邪の原因は90%がウイルス

風邪の原因は90%がウイルス性と言われています。

ウイルスと細菌は全くの別物で、抗生物質は細菌を殺す薬なのでウイルスには効果を示しません。

それなのになんで風邪に抗生物質が処方されるのでしょう?

 

耐性菌が怖い

風邪に抗生物質が処方されることで最も悪影響と考えられるのは、菌が抗生物質に対して耐性を作ってしまうことです。

例えば、肺炎の原因である肺炎球菌が特定の抗生物質に耐性を作ってしまうとします。そうするとその特定の抗生物質は肺炎治療には全く効果がなくなってしまい、必要な時に薬が効かないという最悪の状況となるのです。

 

医師が普通の風邪に抗生物質を処方してしまう理由

念のため処方する

病院に行って風邪薬をもらうとき、症状を聞いて、口の中を見て、呼吸音を聞いてといった感じで医師に診てもらうと思いますが、細かい検査とかはほとんどしないですよね。

しかし、肺炎を発症している可能性も否定できない場合が多く、ここで抗生物質を処方していないと誤診を疑われてしまいます。

その時、抗生物質を処方していれば、肺炎に対しての治療や予防をしていたと主張できるので、医師の保険として抗生物質が処方されているのが現状です。

患者の希望に応えるため

患者さんは風邪を早く治したくて病院を受診します。そして早く治すためには抗生物質を飲むのが良いと思ってることが多いです。

そこで抗生物質を処方しないことは患者さんの需要を満たさないため、患者満足度は下がります。

抗生物質が必要がないという理由を一人一人に説明するのも効率が悪いため、そのまま抗生物質を処方することが多くなってしまうのです。

 

まとめ

抗生物質がむやみやたらに処方されないのが一番ですが、上記のような理由で処方されることがしばしばです。

薬局で働いていても、風邪に対して抗生物質が処方されている頻度が非常に高いと感じます。

抗生物質が処方された場合には中途半端に飲むのを止めてしまうと抗生物質に強い菌が生き残ってしまい、抗生物質が今後効きにくくなるため、処方されている日数はしっかり飲み切って中途半端に菌を残さないようにしましょう!

ロイテリヨーグルトが売れていないのでロイテリ菌を取り入れるべき理由を紹介

けんちい注目のロイテリヨーグルトが半額になってました。

f:id:k-medi102:20170929161843j:image

もちろん購入しましたが、この間発売したばかりなので初回の納品が余ってしまったようです・・・

まだまだロイテリ菌の魅力が広まっていないので、そんな状態でわざわざ150円のヨーグルトを買う人は少ないですよね。

そんなロイテリ菌の魅力を知ってもらうべく、けんちいが定期的にロイテリ菌について紹介していきます。

 

ロイテリ菌は抗生物質を産生する乳酸菌

ロイテリ菌はピロリ菌を抑える!という内容を以前の記事でも少し紹介しました。

 

www.kenchii.xyz

 

そして虫歯菌や歯周病菌と戦うこともできる乳酸菌です。

 

www.kenchii.xyz

 

これはロイテリ菌が抗生物質であるロイテリンを産生するため、悪い菌をやっつける効果が期待できます。

そしてもちろん良い菌はやっつけないので、腸内の菌をコントロールできる乳酸菌として注目されています。

 

腸内バランスについて

腸内細菌を分類すると善玉菌、悪玉菌、そして日和見菌に分けられます。

そのバランスが重要で、善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7が理想とされています。

ちなみに日和見菌は善玉菌と悪玉菌の優勢なほうの味方になるので、この日和見菌を味方にするために善玉菌を増やす、悪玉菌をやっつけることが重要となります。

ロイテリ菌はこのどちらの作用もあるので腸内バランスをコントロールする優秀な乳酸菌なのです。

 

CM始まってます

(2017.11.3追記)

シシド・カフカさんが出演するCMが始まってます。

「お口からカラダのことを考えるヨーグルトです」というセリフでこのロイテリヨーグルトの魅力を表していますね。

他の乳酸菌は腸などのお腹をターゲットにしていますが、口をターゲットにした乳酸菌ということで少しずつ広まっていくのではないかと期待しています。

それにしても、髪をばっさり切ったシシド・カフカさんが美しすぎる!

 

さいごに

現在はヨーグルトのみですが同じオハヨーからロイテリ菌のタブレットも出る予定なので、ヨーグルトはまだあまり売れていないようですが、これから少しずつ認知されるはずです。

まだまだ発展途上のロイテリ菌、みなさんもぜひ注目してみてください。

漢方は安全か?危険か?漢方の副作用報道を機にいろいろ考える

f:id:k-medi102:20170928014501j:plain

週刊新潮による漢方の副作用報道をきっかけに、漢方業界が揺れています。

その報道を読んだ人は漢方薬や製薬会社に対して不信感を抱いたり、実際漢方って安全なの?危険なの?という疑問も生まれたかもしれません。

そんなマイナスイメージや疑問を解決できるかどうか、新たな記事があったので紹介したいと思います。

 

サンデー毎日 10月8日号

 

今回はこちらの週刊誌です。

サンデー毎日さんは毎日新聞社の週刊誌で、週刊誌の中でもっとも長い歴史と伝統があります。

新潮や文春のようなスキャンダル中心の雑誌ではなく、情報誌のような感じですね。全体的に読みやすく、正統派という印象です。

 

新潮による副作用報道の概要

2つの問題点が挙げられています。

1つは、漢方製剤メーカーのツムラが中国伝統医学である中医学を日本流に変えて市場に広めたという点です。

中国ではオーダーメイドのような、一人一人に合わせた生薬を配合するスタイルですが、日本に広まった漢方は「風邪には葛根湯」、「鼻炎には小青竜湯」などのようにマニュアル化されたと指摘しています。

もう一つは、そのマニュアル化が原因で様々な副作用が起きたという点。

こういった点から漢方は危険だ!と主張しています。

詳しくはこちらの記事に書かせていただいてますので、よかったら覗いてみてください。www.kenchii.xyz

 

サンデー毎日の主張

今回のサンデー毎日さんの記事には、主にこのようなことが書いてありました。

  • 日本独自にマニュアル化されていることはメリットのほうが大きい
  • 漢方で副作用は起きたが、その確率は非常に低い→要は使い方次第

マニュアル化のデメリットは、体質に合わずに処方され副作用が出てしまったり、効果が出なかったりする点があります。

そのデメリットをカバーできるだけの要素があり、副作用は西洋医学の薬(通常の錠剤の薬など)に比べると出にくい点、日本の医師は副作用を見極める力に優れている点西洋医学では対応できない体の水分バランスなどの治療ができる点などが挙げられます。(詳しくはまた記事にしたいと思います。)

新潮の副作用報道のように、重篤な副作用が出てしまったのは漢方をむやみやたらに使用してしまったためですが、それがマニュアル化するということでもあります。

大事なのは漢方を飲み始めてから体調がどう変化したか?医師や薬剤師がしっかりモニタリングすることで重篤な副作用は防げることがほとんどです。

こういった点から、漢方は安全だと主張しています。

 

さいごに

漢方は危険なのか?安全なのか?この議論は今後もずっと続いていくと思います。

マニュアル化されたことが危険!と判断するのではなく、マニュアル化されても患者さんそれぞれに効果・副作用が出るので、その患者さん一人一人としっかり向き合い治療を一緒に進めていくことが重要です。

なので、漢方が危険か、安全かを議論する前に、漢方が安全に処方できるような環境を作っていきましょう!

体臭を数値化できるKunkun body(クンクンボディ)ってどんな商品?

f:id:k-medi102:20170927011627j:plain

”スメハラ”という言葉が生まれたように、体臭は人にとって不快に感じることが多い要素かと思います。

そんな体臭を自分が放っているなんて思ってもいない、もしくは思いたくもないですよね。

そこで、その不安を解消すべく体臭を測定できる世界初の携帯チェッカーが登場しました。その名も『Kunkun body(クンクンボディ)』。

 

Kunkun bodyの概要

3大体臭を見える化

  • 汗臭(アンモニア、イソ吉草酸)
  • ミドル脂臭(ジアセチル、中鎖脂肪酸)
  • 加齢臭(ノネナール)

(ミドル脂臭:使い古した油のニオイと例えられることが多く、後頭部を中心に発生)

これらの3大体臭が同年代と比較してどれくらい匂っているかを10段階で表示してくれます。

汗臭が強いなら対策のしようがありますが、ミドル脂臭や加齢臭が強いとショックですね・・・自分は匂っていないと思っていても数値が高かったらしばらく落ち込みそうです。

 

測定できる場所は?

  • 耳の後ろ
  • わきの下
  • 足の裏

以上の4か所です。

ちなみに、今後口臭も測定できるようになるとのことです。

 

判定の仕方について

専用のスマホアプリを立ち上げる→上の4か所のうち、測定したい場所を選択→測定したい場所にかざす→結果をアプリで確認。

結果は、測定した部分の総合的なニオイ数値が100点満点で表示されます。100点に近いほどニオイがキツイということです。

そして、三大体臭それぞれのレベルを10段階で示してくれます。

 

価格

販売価格は今のところ30,000円の予定です。

この価格だと高いんじゃないか?と感じますが、毎日使えるし身だしなみの革新的なアイテムになり得るので、そう考えると高くないのかなとも思えます。

どれだけの精度になっているのかが楽しみです。

 

製品の仕様

サイズ:縦108.5mm×横53.5mm×厚み22.5mm

重さ:約100g

電源:リチウムイオン電池

※micro-USBケーブルにて充電できます。バッテリーの持ちは約15時間です。

※別途、専用アプリ(無料)のダウンロードが必要です。スマートフォンなどからダウンロードしましょう!

 

さいごに

世界初の体臭が測定できる携帯チェッカー、クンクンボディについて紹介してきました。

”スメハラ”という表現はあまり適切とは思えませんが、そういう言葉ができるということは不快に思っている人が多いという事です。

見た目だけでなく、ニオイも大事な身だしなみということを認識し、客先訪問やデート前などいろんな場面で使用してみましょう!

1000PVに到達しました!皆さまありがとうございます!

f:id:k-medi102:20170926012033j:plain

先日、このブログもついに1000PVに到達いたしました。

先人の方々からしたら、1000PVは1日でいく数字かもしれませんが、こんな一般人が始めたブログで1000回も自分のページを見てくれたと考えると本当にすごいことだと思います。

このブログは、薬剤師として専門的な内容を噛み砕いて紹介したり、全然関係ないことをちょっと専門的に考えてみたりするのを主な方向性としてスタートしました。

なかなかその方向性を固めることができず、雑記のような内容になってしまうことも多いですが楽しく記事を書かせてもらってます。

今回はこの節目を迎えた記念として、これまでの振り返りと今後の目標のお話をしたいと思います。

 

記事数

  • 7月:17記事
  • 8月:7記事
  • 9月:11記事

スタートの7月はストックの記事もあり、いいペースで更新できていました。

しかし8月で一気にペースダウン。これはアドセンスの審査に通過した満足感によるものでした、情けない・・・

9月の最初もその影響でほとんど更新できてませんでした。

今後の目標としては、月間15記事以上のペースで更新していきたいです!

 

アクセス数

アクセス数は7,8月はほとんどなかったのですが、9月が800pv強となったので若干伸びてきたところです。

伸びた要因は、とにかく検索などいろいろしてはてなブログを利用しているブロガーさんのブログを訪問しまくりました。

そこで、楽しい記事などにはスターを残していったことで自分のブログにもそのブロガーさんたちが訪問してくれたことでpv数を少しずつ伸ばせたんだと思います。

このブログは検索流入が約4割しかないので、今後はまずここをしっかり強化していきたいと思いです。やはり検索流入メインのブログは強いですもんね。

 

収益

このPV数なので、ほぼゼロです。

収益を発生させるにはPV数が少ないので、記事の更新をしっかり行い少しずつ収益をあげられたらいいなと思います。

アマゾンアソシエイトなどのアフィリエイトも、自分が良いと思ったモノを売れるように勉強していきたいです。

 

今後の目標

まずは月間3000pv(100pv/日)を目指したいと思います。

この目標達成のためには、とにかく記事数を増やす。上でも宣言してますが、月間で15記事のペースで更新できるよう頑張っていきたいです。

また、検索流入を狙える質の高い記事を書けるよういろんな分野の勉強もしたいと思ってます。

 

さいごに

ブログ開始から2か月くらい経ち、やっと自分が書いた記事が読まれているなと実感し始めることができました。

これからも記事を読んでいただいた皆さまに感謝し、より良い記事を書けるよう頑張っていきたいです。

コレステロール値は高いと長生きする!?

f:id:k-medi102:20170923123220j:plain

コレステロール値は高いと体に悪いと言われています。

その中でも、LDLという悪玉コレステロール値が高いと動脈硬化の進行を早め、心疾患や脳血管疾患のリスクが高まります。

そのため基準値を上回ったら薬物治療をすぐ開始するという医師も多いです。

しかしコレステロールを下げることが本当に良いのでしょうか?

今回は『週刊女性自身』さんでコレステロールについて取り上げられていて、コレステロールに悪玉はいない!など、コレステロール値を積極的に下げずに数値が高くても良いという事が紹介されていたので、これについての意見や感想を語っていきたいと思います。

週刊女性自身 10月3日号

女性セブン、週刊女性と並ぶ女性向け週刊誌の一つです。今回はこちらのコレステロールに関する記事を参考にさせていただきました。

 

コレステロール値が高いほうが長生き!?

コレステロールは動脈硬化の原因となるため積極的に治療が行われています。

しかし、”コレステロール値が高いほうが長生きする”という説もあり、コレステロール値をめぐる論争は常に繰り広げられています。

具体的な話をすると、脂質異常症(高コレステロール血症)の基準値は以下のとおりです。

  • LDLコレステロール 140以上
  • HDLコレステロール 40未満
  • 中性脂肪 150以上

例えばLDLコレステロールが140を超えたら病気と判断→受診を勧められる→LDLコレステロールを下げる薬である『スタチン系』を中心に治療薬が処方される。という流れが多いかと思います。

これはLDLによる動脈硬化、それに次ぐ血管障害を防ぐためです。

一方、LDLコレステロールが高いと長生きすると言われるように、治療はしないほうがいいという意見もあります。

 

LDLコレステロールを下げればいいという事ではない

”悪玉コレステロール”と呼ばれるLDLコレステロールですが、肝臓から全身にコレステロールを運ぶ役割を担っています。

細胞膜の材料としてコレステロールは必要なので、肝臓で作られるコレステロールを全身に運ぶことは重要で、そこで余ったコレステロールを善玉といわれるHDLコレステロールが肝臓へ回収してくれます。

つまり、LDLコレステロールが高くてもHDLコレステロールが十分に存在すれば、動脈硬化の進行は防げると考えられるのです。

薬を飲むという事は副作用にも注意しなければいけないので、飲むメリットとデメリットを考えて、メリットが上回る治療を選択したいですね。

 

LDLコレステロールが高くても治療しなくていい状態はどんな状態?

では、どのような状態ならLDLコレステロールが基準値より高くても治療を開始しなくてよいのでしょう?

一つは、上でも紹介したようにHDLコレステロールがしっかり基準値を上回っている状態。これにより全身のコレステロールを回収してくれるので、血管壁にLDLコレステロールが留まって動脈硬化が進行してしまうのを防ぐことが期待できます。

そして、現状で動脈硬化が進行していない状態も積極的に治療はしなくてよい状態と言われています。

目安となるのは血管年齢。血管が健康であればLDLコレステロールが高くても病気と判断しない先生もいるようです。

 

重要なのは血管の健康

血管が健康という事は動脈硬化が進行していない状態という事です。

血管はポンプの働きをしているため、このポンプ機能が弱まるとコレステロールなどの異物が溜まりやすくなります。

リスク因子としては、LDLコレステロールが高い状態が長く続くということもありますが、喫煙高血圧や糖尿病の生活習慣病などが挙げられます。

これらのリスク因子がなければ、LDLコレステロールの数値が高くなったからといってすぐに治療を始める必要はないということです。

つまりは、このポンプ機能がしっかり働く血管の維持が非常に重要で、最近では”血管力”を高めることが健康だけでなく美容にも良いと言われていて注目を集めています。

けんちいの注目している成分クロロゲン酸も血管力を高めると言われているため、参考にしてみてください。

 

www.kenchii.xyz

 

 

www.kenchii.xyz

 

薬剤師の目線

医師ではないので治療すべきか判断をする能力には欠けますが、個人的には薬による治療は優先度が低いかなと思います。

患者さんの話を聞いていると、健康診断で数値が高かったから治療開始になったというパターンが結構多いです。

そもそも、食事や運動療法をせずに即治療というのがおかしいと思います。

そういった過程を無視して即治療というのは楽をしているとしか思えません。

薬を飲んで数値が改善すれば患者さんも安心するだろう、血管障害のリスクも低下するし患者さんにとってもメリットだろう、という考えを持っている医師は結局は自分自身を守っている医師で、患者さんをコントロールしているだけです。

そうならないためにも、治療を単純に受け入れるのではなく疑問をもち質問することも患者さん側にとっては必要かもしれませんね。

 

まとめ

コレステロール値を下げるのが良いのか、そのままでもいいのか。これはずっと対立してきた意見であるため答えを出すのは難しいです。

治療の最大の目的は長く健康でいることですよね?

スタチンなどでコレステロール値を下げることが血管障害のリスクを低下させるのは研究によって分かっていますが、寿命を伸ばすということは確実には分かっていません

これは、コレステロールを下げることが他の癌や肺炎などの病気を引き起こすリスクを高める可能性があることを示すと思います。

医師から言われたから薬を飲み始めるのではなく、なぜ飲むのか、飲まないとどうなるのか、他の選択肢はないのか?など疑問に持ち、それを説明してくれる医師と出会いたいですね。

2017年8月、グーグルアドセンス審査合格!その時のブログの状態を紹介します

f:id:k-medi102:20170922023240j:plain

2017年8月、念願だったグーグルアドセンスの審査に合格したので、その時のブログについて紹介したいと思います。

これからグーグルアドセンスに初めて申請する人、審査に落ちて次の審査に向けて取り組んでいる人は参考にしてみてください。

 

合格したブログ

このブログです。合格したのが2017年8月16日なので、その時点のブログの状態を簡単に紹介したいと思います。

  • ブログ開始年月日:2017年7月12日
  • 記事数:22
  • 1記事あたりの平均文字数:1620
  • 1日あたりのPV:約5
  • 画像使用:あり
  • プライバシーポリシー設置:あり
  • お問い合わせフォーム:なし

審査合格までの期間

7月12日に開始して8月16日に合格しているので、約1ヶ月間で合格したことになります。

1日1記事を目標にしてましたがそれは達成できず。。

審査までの期間は審査に直接関係はしていないと思います。大事なのは記事の質と量です。

記事数

ヘルプフォーラムや他の方の記事を見ると、アドセンスに合格するための記事数は最近では30記事が目安と書かれていることが多いです。

しかし、このブログでは22記事で審査に合格することができました。

30記事に達していなくて落ちてしまった人は、記事数ではなく他に原因があったということになるので、記事の質を高めたりタグやグローバルメニューを見直しましょう。

PV数

PV数は5/dayほどだったので、ほとんどアクセスが無くても審査には影響しないと思われます。

読者数も1人か2人でした。こんな弱小ブログを訪問していただいて嬉しい限りです。

文字数

文字数は22記事のうち、975文字〜2796文字で平均にすると1620文字でした。

審査に合格するには1000文字以上が目安と言われています。このブログでは1000文字以下の記事は2つありましたが、平均では1000文字を超えていました。

文字数に関しては記事の質を考えても1000文字は必要かなと思うので、1000文字以上という情報は正しいと言えそうです。

画像の使用

画像は使用しないほうがいいと言われています。

しかしこのブログでは著作権フリーの画像を使用していて、自分で撮影した画像も使用していました。

あくまで著作権フリー画像と自分で撮影した写真なので、そういった画像なら審査に関係ないと思われます。むしろ積極的に使用して良いと思ってます。

自分が今でも使わせていただいてるサイトについての記事も書いているので、よかったら参考にしてください。

 

www.kenchii.xyz

 

プライバシーポリシーの設置

プライバシーポリシーはグーグルアドセンスの広告を貼り付けることになった場合は必須ですが、審査に直接影響するのか不明です。

いつかアドセンスの広告を貼る予定がある場合は予め作っちゃいましょう!

こんな感じでプライバシーポリシーを記載しているので、こちらも参考にしてみてください。コピペもOKです。

 

www.kenchii.xyz

 

 お問い合わせフォームの設置

お問い合わせフォームも設置したほうがいいという噂がありますが、このブログでは設置していません。今後設置したいとは考えていますが、アドセンスの審査には関係なさそうです。

その他

その他で重要だと思うことを挙げてみます。

まず、運営者の情報。このブログではプロフィールの部分に簡単な情報を記載しています。この運営者情報がなくても審査には通過できる可能性はありますが、設置しておくべき項目かなと思うのでぜひ設置しましょう!

そして、タグやグローバルメニューも重要かなと思います。

タグ設定やグローバルメニューの設置が必須という訳ではないですが、もし設置するのであればそれぞれのメニューの情報量は多い必要があると考えられます。

つまりタグを設定していても、そのタグに一つの記事しか無ければ情報量が少ないと認識され、アドセンスの審査には不利になりうるということです。

一つのタグに目安として3つ程度の記事はあるといいかなと思うので、バランスを考えて設定しましょう!

 あとは、訪問してくださった方々に長く滞在してもらうブログにするのが大事です。アドセンスに合格してからもずっと課題にはなりますが、周遊性のアップと滞在時間を長くするブログを目指したいです。

さいごに

以上がこのブログのアドセンス審査に合格した時の情報です。

これからアドセンスの審査に挑む人の参考になれば幸いです。